誰も引き受けたがらなかった上意討ちの討手に名乗り出た若侍。 だかこの侍、自他共に認める臆病者。 いよいよ汚名返上の時が来た! 血気盛んに旅立ったはいいが、いざ相手と向きあうと、 足はガクガク、失神寸前、悲鳴を上げて逃げ出す始末。 どうしよう…このままじゃ国にも帰れない… 自分の欠点を逆手にとって奇想天外な方法で上意討ちを果たす“ひとごろし”。 全10編の短編集。全話面白かった。 特に表題にもなっている“ひとごろし”は咄家に一席やって頂きたい噺でした。 谷中にある吉田屋本店。明治時代の建造物だそうです。 店先はわりと狭かった。 おまけの台風4号。東京へは明日来るようです。
by yoimachinokyaku
| 2007-07-14 23:34
| 読書
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